車椅子の乗り降りはバックル2カ所だけで簡単にできます
初めに各部ベルト類を調整すれば次回からは2カ所のバックル操作だけです
(疾患の進行状況や体調、姿勢の変化によって微調整は必要です)
2輪車と4輪車ではベルトの調整方法が異なりますのでご注意ください
・首周りのベルト前と上のバックルを外します。
・ワンちゃんを抱上げてください。(小型犬、中型犬Mサイズ)
・後脚をリングに通します。
・首周りのベルトのバックルを留めます。
※フレームが地面と平行になるように調整してください。
・後肢を乗せるリングを調整します。
・立った時同様に自然な姿勢になるように高さを調整して下さい。
・【Мサイズ】足長タイプ以上の車椅子はバックルでリングを解放できます。
・お腹周りのベルトを調整します。
・2輪車の場合、このベルトで体を支えるわけでは無いので、お腹に触れる程度に調整して下さい。
・4輪車の場合、このベルトで体を支えます。無理のない程度に調整して下さい。
・足袋(オプション)
※後肢が完全に麻痺していない場合、
足袋を縦吊で使用することをお勧めいたします。
足を地面に着いて歩けなくても、後脚を動かすことができます。
歩行感覚に近い状態になりますのでリハビリにもなります。
【日常のメンテナンス】
車椅子使用前に必ずご確認ください。
・ネジの緩みが無いか
・タイヤはスムースに回転するか
・破損や変形している部分は無いか
・ベルト類は確実に固定されているか
【日常のお手入れ方法】
アルミは表面に酸化膜を形成して白く錆ます。
濡れたまま放置してしまうと錆びてくるので、使用後は汚れ、水分をタオル等で拭き取るようにしてください。
タイヤの動きが悪くなったり回転時の音が多きくなった場合には、適宜CRCなどの潤滑油を少量注入してください。
オプションの足袋・腹あてパッドが汚れた場合、外して手洗いしてください。